これから仕事を始めるのであれば、また転職をするのであれば、できる限り高収入の仕事をしたいと思う人も多いことでしょう。
世の中には様々な仕事がありますが、近年需要を伸ばしている高収入でおすすめ仕事の一つに、心理学を生かしたカウンセラー職が挙げられます。
近年では職場や学校で精神的な面で追い詰められて、病気にかかってしまう人も少なくありません。
このような人たちの助けになるのが心理学を生かしたカウンセラー職であり、自分の頑張り次第では高収入を得ることにつながるおすすめの仕事です。
高収入でお薦めの仕事、心理学を生かしたカウンセラー職の魅力
高収入でおすすめの仕事とされている、心理学を生かしたカウンセラー職の魅力として、やはり一番に言えることは、悩んでいる人を助けることができる点です。
心に不安や悩みを抱える人たちは多く、抱える心の問題は人によって様々です。
その問題は複雑に絡み合っていることも多く、病気に対して薬を処方するというような、明確な解決策が見つからないことも多くみられます。
心理カウンセラーは、その悩みに対し真っ向から向き合って、相手が前向きな気持ちになれるようにとお手伝いをする仕事です。
クライアントは最初は暗い顔をしていたり、なかなか心を開いてくれなかったりするかもしれませんが、何度もカウンセリングを重ねていくうちに少しずつ表情が明るくなったり、元気を取り戻していく姿を見ることができれば、やりがいや喜びを感じられることでしょう。
心理カウンセラーはクライアントに対し指示や命令をするわけではありません。
相手を受け入れたうえで、その人が持っている可能性を最大限に引き出して、少しずつ考え方を変えていく助けを行うことが心理カウンセラーの役割です。
頑張れば頑張る分だけ自分の力にもなり、これがやりがいや高収入にもつながることでしょう。
どのようなところで働くのか
心理学を生かしたカウンセラー職と一言で言っても、正確に職業名はありません。
自分自身が持っている心理学の知識を使い、悩んでいる人の相談にのり、相手が抱えている精神的な問題を解決に導く人をさしているといえば分かりやすいでしょう。
実際にどのようなところで働いているのかというと、学校のスクールカウンセラーや病院の医療ソーシャルワーカー、一般企業の産業カウンセラーなどがあげられます。
現在の世の中では人間が生活している様々な場面で、心理カウンセラーが活躍しているといっても過言ではないでしょう。
どのような現場で働くにしても、共通していることとしては、心理学の専門知識やカウンセリングの技術が必要不可欠であるということです。
そのためこれから心理学を生かしたカウンセラー職に就きたいと思っているのであれば、仕事に必要となるスキルを身につけることが一番大切です。
この仕事は社会の様々な場所で必要とされているものの、まだまだ立場が確立していない職種です。
しかしながらこれからも需要は伸びていくことが予想されます。
どのような人が向いているのか
心理学を生かしたカウンセラー職に就きたいと思っても、自分がその職に本当に向いているのかどうかをチェックすることも大切です。
心理カウンセラーに向いている人としては、まず最初に相手に関心を示して共感できる人です。
基本的にはカウンセリングが主な仕事となり、クライアントに対して一対一で向き合うカウンセリングの場では、相手の悩みに対ししっかりと耳を傾けて、共感する必要があります。
相手が悩みを話しているときにはうなずいたり、ほほえんだりと、様々な表情やしぐさを通じ、しっかりとあなたの話を聞いているということを伝えなければなりません。
温かな心をもって、だれに対しても偏見や先入観を持つことなく、無条件で受け入れて話を聞くことができる人が向いているといえます。
また向上心と知識欲にあふれる人も向いているといえるでしょう。
クライアントが抱えている悩みは人それぞれで、なおかつ複雑なものも多いものです。
表面だけの薄い知識だけでは、到底解決に導くことはできないでしょう。
日々勉強を続け、様々な経験から学んでいく気持ちをかかすことはできません。
心理学を生かしたカウンセラー職に就くためには
心理カウンセラーになりたいからといって、必ずしも学校に通わなければならないわけではありません。
しかし現場に出るとなると心理学の専門知識やカウンセリングの技術が求められることになります。
それゆえに基礎から心理学を学ぶことは、決して無駄になるものではありません。
心理学を学べる学校に通うのであれば、大学の心理系学部が挙げられます。
4年制大学が中心であるものの、短大でも基礎を学べるところは十分にあります。
心理学部以外では、教育学科や社会福祉学科、人間福祉学科などでも、心理学について学ぶことはできます。
一言で心理学といっても臨床や教育など様々な分野に分かれています。
そのため将来進みたい方向がある程度決まっているのであれば、それに関する講義が多く設定されていたり、有名な表情が在籍しているところを選ぶのが望ましいでしょう。
大学以外であれば専門学校や民間のスクールも一つの手段となります。
学校により特色も異なるので、さまざまな格好を比較したうえで、自分に合ったところを選ぶ必要があります。